モデレーターが重要な議論による市場調査
みなさんが市場調査と聞いて思い浮かべるのはどのようなものでしょうか。多くの人がアンケートなどに答えてもらい、その結果を集計することで結果を出すというものをイメージするのではないでしょうか。たしかにそういった調査方法が現在の市場調査の主流だといえるのですが、それ以外にも行われている調査方法があります。
例えばある程度の人数でグループを作り、調査したい内容に関して議論してもらうという調査方法があります。これは商品に関する開発時などで、どちらにしようか判断が迷った場合などによく使われる手法です。昔は司会役の人が一人いて、話し合いによって出てきた意見などを記録したりするのが多かったのですが、最近ではビデオなどで撮影して後で意見をまとめるという方法が多くなっているようです。
この調査方法は、議論をするために人を集めなければいけないということや、議論を行う十分な時間と、議論を行う場所などが必要になるという様々な欠点があります。しかし、議論することによって判明する様々な事実や、思いもよらない意見などが出てくることもあり、アンケート形式の調査では決して分からなかったことなどを知ることが出来る場合があるという大きなメリットがあります。この調査の重要なところは、司会進行役をやる人の能力によって、調査の結果が大きく変わってくるということです。議論をしているうちに熱くなってしまったり、またはあまり関係のない話題で議論が盛り上がってしまうという場合があります。
そういった場合に調査のテーマに関する話題へと誘導していくのが司会役、モデレーターの役割なのです。また、議論をするメンバーも大切になってきます。議論を行うのに適しているのは論理的な思考が出来る人です。また、すぐに感情的になりやすい人はあまり議論に向いていません。そのため、調査を行う前にいかに優れた人材を選ぶかということがこの調査の一番大切なことになるでしょう。
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